イントロダクション

tweeningパラメーターは、 addTweenメソッドやaddCallerメソッドを使って新規のトゥイーンを生成する時に利用可能なプロパティである。この2つのメソッドは、パラメーターとしてゆるいオブジェクトをとるため、利用可能なパラメーターの名前をきちんと覚えておくことが重要である。例えば:

// myMovieClipを新しい位置に0.5秒かけてスライドさせる (AS2)
Tweener.addTween(myMovieClip, {_x:10, time:0.5, transition:"linear"});

上記の例では、強調部分がパラメーターとなる。すなわち、timeが0.5秒にセットされ、transitionのタイプはlinearに設定されている。

この他にも多数のパラメーターが使用可能であり、またこれらの全てはオプションである。下記(または左メニュー)のリファレンスから、各パラメーターの説明、使用方法、サンプルなどを参照されたい。

パラメーター名 データ型 解説 利用可能なメソッド
base Object または Array 新規のトウィーンを宣言するためのプロパティやパラメーターを含む配列またはオブジェクト。 addTween, addCaller
count Number addCallerトゥイーンのonUpdateファンクションを実行する回数。 addCaller
delay Number トゥイーン開始までの待機時間。 addTween, addCaller
onComplete Function トゥイーン完了後直ちに実行されるファンクション。 addTween, addCaller
onCompleteParams Array onCompleteファンクションに渡すパラメーターのリスト。 addTween, addCaller
onError Function トゥイーンを実行しようとしてエラーが出た際に実行されるファンクション。 addTween, addCaller
onOverwrite Function トゥイーンが上書きされると実行されるファンクション。 addTween, addCaller
onOverwriteParams Array onOverwriteファンクションに渡すパラメーターのリスト。 addTween, addCaller
onStart Function トゥイーン開始時に実行されるファンクション。 addTween, addCaller
onStartParams Array onStartファンクションに渡すパラメーターのリスト。 addTween, addCaller
onUpdate Function トゥイーンによってプロパティが変更されるたび(≒トゥイーン中)に実行されるファンクション。 addTween, addCaller
onUpdateParams Array onUpdateファンクションに渡すパラメーターのリスト。 addTween, addCaller
rounded Boolean トゥイーンの結果変更するプロパティに適用される値が丸められる(小数点切り捨てする)か否かを決定するパラメーター。 addTween, addCaller
skipUpdates Number トゥイーンによって値が変更される際にスキップされる更新の数。 addTween
time Number トゥイーンに要する秒数またはフレーム数。 addTween, addCaller
transition String または Function 使用するtransitionの種類 addTween, addCaller
useFrames Boolean トゥイーンの経過時間をフレーム数で計算するか秒数で計算するかを決定するパラメーター。 addCaller
waitFrames Boolean addCallerを使ったトゥイーンにおいて、新規にonUpdateファンクションを実行する際に、最低でも1フレーム分、ファンクションの実行を待つか否かを指定するパラメーター。 addTween, addCaller

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